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> 保険の選び方
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医療保険では、この他に「手術を受けた場合」、「退院した場合」などに所定の給付金が支払われる特約があります。治療目的の入院が短縮化されていることから、1回の入院日数も短縮化されてきていますが、高齢者の場合や慢性疾患、脳血管障害の場合には入院日数が長期に渡るケースもあり、実際には「1回の入院限度の60日分だけ支払われて終わり」ということもありえます。また、過去の病歴・現在の健康状態から加入できない場合もありますし、高齢者では保険料が高いなど、加入条件が厳しくなることもあります。
なお、医療保険にも、「定期型〜一定年齢まで保障する〜」のプランがあります。加入に際しては、保険料負担、給付額や入院期間の制限などをチェックし、さらに死亡時の保険金の支払有無、解約時の返戻金の有無なども確認すると良いでしょう。
先の@とAでご説明した死亡保障の「終身保険」と「定期保険」、それに入院保障の「医療保険(終身型または定期型)」を組み合わせて加入する、という方法があります。
また、死亡保障の「終身保険」・「定期保険」に、「入院特約」として医療保険とほぼ同様の保障内容の特約を組み合わせて販売している商品があります。一般の生命保険会社では、この場合の「入院特約」は、80歳で終了してしまうケースがほとんどです。加入に際しては、その点を確認しましょう。
さらに、「入院した日数分に対して給付金を支払う」というタイプではなく、三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)で、入院した場合(または一定症状になった場合)に、給付金を定額で支払うタイプのものもあります。病気は選べませんが、家族の傷病歴などから、特に三大成人病に不安のある方は、検討するのも良いと思います。
少額短期保険業者では、こちらのタイプの保険を扱っている会社があります。死亡保障と入院保障が確保される期間と保障額(入院1日についての給付額と支払日数限度など)を確認して比較検討してみると良いでしょう。
CMでやっている「○○れます!」のような「引受緩和型」保険(死亡保障も医療保障も)は、病歴のある方の加入を前提にある程度の「保険料の上乗せ」をしています。ですから、過去(概ね5年以内)に大病をしていない方、現在、通院・投薬治療等を受けていない方は、これらの保険ではなく、普通の「定期保険・終身保険」や「医療保険」などに加入するのがいいでしょう。
少額短期保険業者の場合、契約に際して多くが「告知を取らない」方法を採っています。
その代わりに、「免責事由および免責期間」という「保障をしない場合と期間」を設定する方法を採っています。この方法で「告知」の代用をしています。
| *告知とは・・・ | 過去の病歴や現在の健康状態を質問に答える方法で保険会社に告げること。これにより、保険会社は保険契約を引き受けるかどうかを決めています。 |
契約に際して、保険料負担は重要な問題です。保険料を払うために日常生活を切り詰めるのは本末転倒でしょう。契約に際しては、「今は払える」ということで契約しがちですが、「いつまで払う」や「いつから保険料が変わっていくらになる」ということをチェックして加入しましょう。
保険料負担が難しくなったら、「解約する(やめる)」というのでは、それこそ「掛け捨て」になりかねません。保障は「多く(高額)あったほうが良い」のは事実ですが、その分、保険料負担も重くなります。
保障にばかり目を向けて契約するのではなく、「いくらなら支払える、いつまでなら支払える」ということを前提に、無理の無い保険料負担(現在だけでなく、支払が終了するまで)を考えて、自分にあった保障を選びましょう。
少額短期保険業の保険でもこの点は商品に「バラつき」があります。一般の生命保険会社に近い保障額を設定している会社から、逆に一般の生命保険会社では取扱いしないような「少額」の保障を提供する会社もあります。この点は、各少額短期保険業者の「考え方」の違いが表れているところですので、比較してみるのも面白いでしょう。